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歯周病が進行したらどうなるのか?

[2024.06.21]
「軽い歯周病と言われたけど放っておくとどうなるの?」と心配されている方もいらっしゃると思います。
 
歯周病は音もなく進行する病気と言われており、気付いたときにはかなり進行していることも多い病気です。
 
ここでは、歯周病が進行したらどうなるのかについて、紹介します。

歯周病の進行度って?

歯周病は、いきなりはじまるものではなく、徐々に進行していく病気です。
 
程度によって分類されているので、簡単にご紹介しましょう。

歯肉炎

歯肉炎とは、もっとも炎症の軽度な状態を指します。
 
炎症によって歯ぐきが腫れたり、歯ブラシがあたると出血したりすることもあります。
 
この時点では、炎症は歯ぐきのみに発生している状態です。

軽度歯周病

歯肉炎と症状は似ていますが、歯を支える骨にまで炎症が進んだ状態です。
 
炎症により腫れや出血を起こすだけでなく、支える骨が溶かされ歯周ポケットが深くなりはじめます。

中等度歯周病

中等度の歯周病になると、歯を支える骨が大きく溶かされてきます。
 
歯がぐらぐらするような感じや浮いたような感じがして、噛みづらさを感じる方も多いです。

重度歯周病

重度の歯周病になると、歯を支える骨はかなり少なくなってしまいます。
 
歯が抜けそうなくらいに動く、もしくは物を噛んだ拍子に抜けてしまうこともあります。

進行したらどうなる?

はじめは歯ぐきの違和感・歯ぐきからの出血、といった軽い症状です。
 
しかし放っておくと、さまざまな症状が起こります。
 
・歯ぐきからの出血量の増加
・歯ぐきが下がって歯が伸びたようにみえる
・冷たいものがしみやすくなる
・口臭がきつくなる
・歯がグラグラする
・膿が出る
 
最終的には、歯を残すことが難しくなってしまう、というような取り返しのつかない事態になってしまいます。
 
さらには、歯周病菌は全身にも影響を及ぼすといわれています。
 
心疾患や呼吸器疾患・がん・糖尿病などさまざまな疾患のリスクを高めてしまうことが知られています。
 
妊娠中はとくに、低体重児出産などにも影響を与えるため注意が必要です。

歯周病を進行させないために

歯周病はしらないうちに進行してしまう病気です。
 
すこしでも異変に気付いたら、早めに歯科医院でチェックしてもらいましょう。
 
また、飲酒や喫煙、ストレスや生活習慣の乱れによっても、歯周病は進行しやすくなります。
 
歯周病は、一度進行してしまうと元に戻すことが非常に難しい病気です。
 
なるべく早めの対処を心掛けましょう!
 
気になることがございましたら上野駅近くの東上野ホワイトデンタルへお気軽にご連絡下さい。

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