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歯ぎしり・食いしばりが引き起こす意外な影響とは

[2025.06.01]

「家族から寝ているときにギリギリうるさいといわれる」

「何もしてないのに顎がだるい」

 

その症状は、歯ぎしり・食いしばりによるものかもしれません。

 

ここでは、歯ぎしり・食いしばりが引き起こす意外な影響について、紹介します。

歯ぎしり・食いしばりとは?

そもそも歯ぎしり・食いしばりとは、どのようなものを指すのでしょうか。

 

歯ぎしりは、上下の歯と歯をギリギリと擦り合わせる行為を指します。睡眠時に行われることが多く、睡眠の質が悪かったり、ストレスを感じていると起こしやすくなります。

 

食いしばりは、無意識に上下の歯をグッと噛みしめる行為を指します。食いしばり癖がある方は意外と多く、日本人の約6割に食いしばり癖があるともいわれています。

歯ぎしり・食いしばりが及ぼす影響

歯ぎしり・食いしばりがあると、どのような影響があるのでしょうか。

 

おくちの中に起こる変化はもちろん、全身にも影響を及ぼすことがあるので、順に見ていきましょう。

おくちの中に起こる変化

おくちの中には、次のような変化が起こることがあります。

 

歯が擦り減ってくる
歯が欠ける・割れる
被せ物や詰め物が壊れる・外れる
知覚過敏や歯の痛み
歯がグラグラしてくる

 

これらの変化により、歯の寿命が短くなったり、日常生活で不快感や痛みを感じるようになったりします。

全身に起こる変化

全身には、次のような変化が起こることがあります。

 

顎関節症
頭痛や肩こり
首の痛み
疲れやすい・怠い

 

歯ぎしりや食いしばりの時に使用する筋肉は頭や首・肩の筋肉と連動しているため、これらの症状を引き起こす場合があります。

 

また、歯ぎしり・食いしばりによって睡眠の質が下がると、疲労が蓄積し疲れやすさや倦怠感に繋がることも考えられます。

歯科医院ではどのような対策ができるの?

歯科医院では、以下のような対策をおこなっています。

 

マウスピースによる歯ぎしりの緩和
歯の負担を減らすため、噛み合わせの調整

 

その他にも、歯ぎしり・食いしばりを改善させる方法として、次のようなものがあります。

 

適度な運動やストレッチなどでストレスを解消する
顎の周辺の筋肉をほぐすマッサージをする
気付いたときに顎の力をに抜く

 

また、ご存知ない方も多いのですが、日常生活で上下の歯が常に接触している場合も注意が必要です。本来、上下の歯の間には2〜3mmの隙間があります。弱い力であっても、隙間ができることなく触れ続けているのであれば、顎や周辺の筋肉に負担がかかっています。

 

東上野ホワイトデンタルでは、一人ひとりの症状に寄り添い、原因の特定や症状の改善を目指しています。歯ぎしり・食いしばりでお悩みの方は、是非ご相談ください。

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