歯ぎしり・食いしばりが引き起こす意外な影響とは
「家族から寝ているときにギリギリうるさいといわれる」
「何もしてないのに顎がだるい」
その症状は、歯ぎしり・食いしばりによるものかもしれません。
ここでは、歯ぎしり・食いしばりが引き起こす意外な影響について、紹介します。
そもそも歯ぎしり・食いしばりとは、どのようなものを指すのでしょうか。
歯ぎしりは、上下の歯と歯をギリギリと擦り合わせる行為を指します。睡眠時に行われることが多く、睡眠の質が悪かったり、ストレスを感じていると起こしやすくなります。
食いしばりは、無意識に上下の歯をグッと噛みしめる行為を指します。食いしばり癖がある方は意外と多く、日本人の約6割に食いしばり癖があるともいわれています。
歯ぎしり・食いしばりがあると、どのような影響があるのでしょうか。
おくちの中に起こる変化はもちろん、全身にも影響を及ぼすことがあるので、順に見ていきましょう。
おくちの中には、次のような変化が起こることがあります。
これらの変化により、歯の寿命が短くなったり、日常生活で不快感や痛みを感じるようになったりします。
全身には、次のような変化が起こることがあります。
歯ぎしりや食いしばりの時に使用する筋肉は頭や首・肩の筋肉と連動しているため、これらの症状を引き起こす場合があります。
また、歯ぎしり・食いしばりによって睡眠の質が下がると、疲労が蓄積し疲れやすさや倦怠感に繋がることも考えられます。
歯科医院では、以下のような対策をおこなっています。
その他にも、歯ぎしり・食いしばりを改善させる方法として、次のようなものがあります。
また、ご存知ない方も多いのですが、日常生活で上下の歯が常に接触している場合も注意が必要です。本来、上下の歯の間には2〜3mmの隙間があります。弱い力であっても、隙間ができることなく触れ続けているのであれば、顎や周辺の筋肉に負担がかかっています。
東上野ホワイトデンタルでは、一人ひとりの症状に寄り添い、原因の特定や症状の改善を目指しています。歯ぎしり・食いしばりでお悩みの方は、是非ご相談ください。